症状を根本的に改善するために姿勢を修正するということが重要になります。
例えば筋肉が硬くなって痛みの原因となっている場合、その筋肉を揉みほぐせば終了というわけではありません。
その筋肉が硬くなってしまった原因となる
「姿勢の歪み」にアプローチしないとあっという間に元に戻ってしまうからです。
あなたの痛みの根本
「姿勢が悪くなる」
3つの原因とは?
姿勢が悪くなる原因は大きく3つあります。
あなたも3つのうちのどれかが当てはまっているかもしれません。
原因①
骨盤の歪み
1つ目は骨盤の歪みです。骨盤は全ての土台となります。
全ての土台となる骨盤が歪んでいると、その上に乗る背骨・筋肉など全ての部位に歪みが生じ全身に負担がかかります。
原因②
筋膜の不具合
2つ目は筋膜の不具合です。
筋膜は全身を覆うボディスーツのようなものですので、一箇所縮んでしまうと縮んでいる方にグッと傾きやすくなります。
原因③
筋力のアンバランス
3つ目は筋力のアンバランスです。
骨盤の歪みや筋膜の状態が改善しても、筋力のアンバランスがあると姿勢は悪いままです。
つまりセルフケアや運動により正しく身体を使えるようにする必要があります。
ストレートネック!
「猫背」「そり腰」
3大不良姿勢とは?
特に最近はスマホや運動不足により3大不良姿勢と言われる、ストレートネック・猫背・反り腰になる人が増えています。
ストレートネック
- 首のカーブが少なくなり頭が前方に位置してしまっている姿勢です。
ストレートネックになってしまうと重い頭が身体より前方に位置してしまい肩や首に負担がかかり肩コリや頭痛の原因になります。
反り腰
- 腰のカーブが強すぎて常に腰の筋肉が縮んでしまっている姿勢です。
反り腰になってしまうと日常的に腰の筋肉が縮んだ状態になり、腰が伸ばされる洗面動作や寝返り動作で痛みが出やすくなります。
猫背
- 背中が丸くなり頭が前方に位置してしまっている姿勢です。
猫背になると背中の筋肉は常に伸ばされて血流不全となり肩こりや腰痛の原因になります。
3大不良姿勢
「改善するために」
どうすればよい?
このように姿勢によって痛みやコリが出る部位が変わります。
ですのであなたはどのタイプの不良姿勢なのかということを知ることがまず重要です。
不良姿勢のタイプに応じて、それぞれの原因となる部位へ正しいアプローチをすることが根本改善のために必要になります。